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男子も子宮頚がんワクチンを!

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」院長の吉岡誠一郎です。

男子も子宮頚がんワクチンを接種しましょう!というお話です。なぜ子宮の無い男子に?と思われる方もいるかもしれませんが、このワクチンは咽頭がん、陰茎がん、肛門がんといったがんの予防にもなるのと、がんではありませんが尖圭コンジローマという見た目の悪いできものが陰部に出来る性感染症の予防にもなります。

何より子宮頚がんの原因になるヒトパピローマウイルス(HPV)は性行為で感染するのですから、感染拡大を防ぐには女子だけでなく男子も予防することが必要てす。男子が感染してウイルスを保有して、将来の奥さんに感染させて、奥さんが子宮頚がんを罹患する可能性も十分ありますから。米国、英国、カナダ、オーストラリアなど多くの国では男子女子ともに定期接種となっています。日本ではずっと女子だけです。日本もいいかげん男子も定期接種化しそうな気配ですけど、まだなっていません。

高価なワクチンなので、出来たら定期接種で受けて欲しいですが、そんな事情はウイルスにとっては知ったことではないですからね。定期化を待ってる間に感染してしまっては手遅れになってしまいます。

日本の男子の性行為を初めて経験する年齢は平均20歳前後で、特に19歳頃から経験する子が増えるようです。大学に入学して受験勉強から解放されて、サークルやバイトやらで交友関係が拡がったあたりからパートナーが出来て経験することが多いのかもしれませんね。ですから、高校生や大学入学したくらいの年齢ならまだ何とか間に合うと思います。この連休中にお子さんと話し合って、定期接種化を待たずに子宮頚がんワクチン接種を検討いただければと思います。

9歳以上で接種可能ですが、女子にならって小6からの接種を勧めます。15歳未満なら半年間隔の2回接種、15歳以上なら半年かけて3回接種です。費用は当院では1回税込28000円です。