こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」院長の吉岡誠一郎です。
1か月以上ぶりのブログとなってしまいました。そして先日の4月11日で当院は開院11年となりました。地域の皆さんとスタッフに支えられてここまで来れました。深く感謝いたします。
開院したとき、私はその時点で小児科医として15年のキャリアで、その長い期間を小児神経医として2つの大学病院で神経疾患の診療したほかに、県の周産期センター(NICU)で1年ほど新生児科医としても勤務、離島や市中病院ではプライマリ(子どもが病気のときにまず初めに診る地域のクリニックが対応する領域)も十分経験していました。ですので、開業医としても全く問題なく診療出来ると思っていました。でも、実際は1日100人近くを診察する日々では、やはり上手くいかない患者さんもしばしば出くわしたり、初めて診る病気もあって、日々勉強しながらの診療で気が付いたら11年たちました。
特にこの11年で感じていたのは、当たり前と思われそうですが診察って最も重要で情報量が多く、また技量が必要ということでした。例えば、以前は呼吸音はきれいか雑音があるか、空気がしっかり入っているかどうかを判断するくらいでしたが、同じきれいな呼吸音でもこれから悪化しそうであるとか、夜になるとゼイゼイしてそうだとか、雑音があっても最近悪化したものか、普段から喘息などで音が悪いのかまで聞き取れるようになってきました。皮膚にしても、きれいだけど薬を減らすと悪化しそうか、湿疹はあっても薬を短期間塗ればすぐに良くなってしばらく再発もなさそうだということが、見るだけでなく直接触ることで感じ取れるようになってきました。
こういったことは開院時には予想しなかったことで、自分自身とても興味深く感じています。あと5年、10年続ければ、さらにどのくらいのことが分かるようになっているか楽しみにもなっていて、これからもたくさんの子どもたちに診察させて欲しく思っています。よろしくお願いします🙇
11周年にかこつけて、診察せずに診断処方するオンライン診療の批判記事でした。
コメントをお書きください
つ (土曜日, 25 4月 2026 07:33)
こちらこそこれからもよろしくお願いします!
吉岡誠一郎 (日曜日, 26 4月 2026 18:46)
コメントありがとうございます。よろしくお願いします!!