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赤ちゃんが生まれた瞬間からできる、全力でヘルメット治療を回避する方法

こんにちは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」院長の吉岡誠一郎です。

最近あちこちの小児科で頭の形外来なるものが出来て、首が座った乳児に対して頭の形を整えるヘルメット治療がされてますね。頭の形なんて昭和の時代みたいに丸坊主にしないといけない校則も部活もほとんど無いんだから、髪が伸びれば多少いびつでもわかんないだろうって気もしますが、将来仏門に入りたい子もいるかもしれないし、女性にもスキンヘッドが20年後に流行るかもしれないし、この時期にしか出来ない治療だと考えると必要なのかもしれないですね。特に未熟児で生まれて長くNICU管理されてるとゆがみが病的なこともあるんで、そういう子はむしろ保険適用してあげて欲しいですね。

 

費用は自費で30万円以上して、1日23時間ヘルメットをかぶるのを何か月か続けます。自分が同じことをしろと言われたらどうですか?出来れば勘弁して欲しいですよね。頭の形を整えてヘルメット治療を回避する方法として、タミータイムと呼ばれる、うつ伏せなどにして後頭部が床で圧迫されないような姿勢にする時間をとることが勧められています。早くから頑張ればヘルメットをやらずに済むかもしれません。でも、生まれて1カ月に満たない新生児では首がグラグラで怖くて積極的に出来ないですよね。

そこで、生まれてすぐから出来るヘルメット治療を回避するための方法があります。一つは寝かせる向きを一定にしないことです。赤ちゃんは声のする方や明るい方を向きたがるので、いつも同じ枕の向きで寝かせてると向き癖が付いてしまいます、向き癖が後頭部の形の左右差を生む大きな要因になります。北枕とか気にせずに、こまめに枕の位置を変えましょう。

 

もう一つは抱っこ(横抱き)を左右に偏らないようにすることです。同じ向きばかりで抱っこされてると、これも赤ちゃんに向き癖が出来て頭のゆがみの原因になります。親が右利きだと左腕で抱っこをしがちになるかもですが、そこを意識して右腕でも抱っこするように癖付けましょう。よく、この子は生まれてすぐから向き癖があると言われることがありますが、それはお母さん、お父さんが抱っこするときの癖によるものかもしれません。生まれて間もない赤ちゃんのいる家庭のお母さん、お父さんは気を付けて抱っこするようにしてみて下さい。

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コメント: 2
  • #1

    みぃ (金曜日, 23 1月 2026 08:05)

    先生こんにちは。
    私の息子も頭の歪みがあり、ヘルメット治療を検討してと言われました。タミータイムを設け、私がかなり小まめに何度も寝ている時の頭の向きを変えてあげました。
    母乳とミルクの混合だったので、ミルクをあげるときは、右抱き、左抱きと変え、親が切磋琢磨していたところ、いつのまにか歪みはなくなり、頭の形も綺麗になりました。
    再度、頭の形を測定した時、ヘルメット治療をする必要がないとこまで改善されました。
    先生の言う通り、親の頑張りで頭の形は変化するんだなぁと思いました。

  • #2

    吉岡 誠一郎 (土曜日, 24 1月 2026 18:37)

    みぃ様
    コメントありがとうございます。頭の形が改善されて良かったですね。一度ヘルメット治療の適応まで進むと、そこからタミータイムなどの生活療法だけで戻すのは大変みたいですよ。頑張られたんですね、素晴らしいと思います。