こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」院長の吉岡誠一郎です。
インフルエンザA型の流行はピークを過ぎた感じですが、B型や溶連菌など様々な感染症は冬のこの時期らしくいろいろ流行っているようです。
発熱での受診時に医療機関が欲しい情報
よく◯日前から熱が下がりませんっていう受診があります。
熱っていうと、小児科的には37.5℃以上を指します。そして、37.5〜38℃未満なら、子どもなら運動後とか厚着したり暖かいところにいたりすると、一時的に高めの体温になることもある程度です。でも、一般的に37.0℃以上で発熱ととる人もいます。だから、発熱といってもどの程度病的な発熱かは体温によっても評価が変わってきます。
また長期間続く熱にしても、徐々に下がってきてるのか、上がってきてるのか、一度上がって下がってまた上がってるのかでも、疑う病気や状態の評価(改善してるか悪化してるのかなど)が変わります。
◯日前から熱が続くとしか事前情報が無いと、診察室で1日1日の発熱のピークを聞きます。本当は1日のうちで朝から晩まで高熱だったのか、朝は下がるけど夜になると上がるのか、1日のうちの解熱してる時間が長くなってきてるか等の情報も聞きたいところですが、家族も記録してないとほとんど分からないし、時間もかなりかかるので諦めてます。
たまに、昨日から熱はあったが測ってない、触ったら熱かった。と言われることもあり、結構困ります。病的と言えない微熱かもしれないし、発熱を確認されたところから検査のタイミングや出席停止期間が決まりますので、必ず体温計は常備して熱を疑ったら測るようにしましょう。
熱型表のすすめ
そんな中で熱型表を付けてきてくれる家族もいて、それはもう私たちからしたら「神」です!熱型表は1日のうち朝昼夜眠前など間隔を空けて3〜4回体温の記録をしたものです。一目で発熱に関する欲しい情報がわかります。
当院では発熱で受診した際に、熱が続くならこれに記録して次受診して欲しいと願いを込めて用紙をお渡ししてますし、普通にネットで検索しても入手出来ます。ご希望なら次回発熱したとき用になんぼでもお渡しします。
患者様アンケートで問診票に何を書けば良いかというご質問がありました。いろいろあるのですが、1つは発熱で受診する時は、出来るだけ1日3〜4回は計測して熱型表に記録して出してもらえると最高です。問診票に熱経過の詳細を書かなくても、来院時に記録した熱型表を提出してくれたら良いです。
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