赤ちゃんの予防接種希望の方へ:

当院外来での乳児の受診は感染症以外では湿疹、便秘、食物アレルギーなどの慢性疾患が多いです。病院なので悪くなってから来られるのが当たり前ですが、かなり悪くなり過ぎてから来られる患者さんが少なくありません。湿疹なら早いと生まれて1か月前の新生児期から、便秘も離乳食が始まる前後くらいから始まっていても、症状が出始めてから数か月経過しての受診がしばしばです。悪くなってからでも治療出来ないこともありませんが、強い薬を長く使う必要があったり、治りにくいことが多いです。食物アレルギーも乳児期早期の荒れた皮膚や離乳食の遅れなどから発症することが明らかになってきています。乳児期早期の症状の軽い段階から介入したり、離乳食の指導なども出来れば、お母さんたちを悩ませる多くの慢性疾患を予防出来るのにと思うことが多くあります。


そこで当院では2カ月からのワクチンの際に、希望者(といってもほとんど全員)に保健師が身長体重計測を行い、その際に皮膚トラブルや離乳食の相談などを行っており、必要に応じて治療も勧めています。助産師もおり母乳の悩みにも対応しております。ワクチン以外にも授乳やスキンケア、発達などを含めた育児に不安がある方は接種受診の際に気軽にご相談下さい。

 

なお、予防接種のご予約はアイチケットからでも可能ですが、2ヶ月のデビューワクチンを含め1歳未満の場合には接種間隔や接種内容の確認が必要ですので、直接クリニックにお電話でご予約ください。(2019.4.4)

 

予防接種(ワクチン)のススメ:

 ワクチンは積極的に推進派です。個々のワクチンに関しては、ここでは書ききれませんが総論的な話では、

 

①打つべき時期を逃さないこと、そのために同時接種が必要なこと

②ワクチン接種は本人の感染予防だけでなく、社会全体の流行を抑制して、ワクチン接種が出来ない病気の子どもたちを守る役割もあること

 

 任意接種ワクチンも含めて接種を前向きに考えていただきたいと思っています。

 

 なお、以下リンクの院長ブログではワクチン全体に対する意見、各ワクチンの特徴などを、たっぷりとしばしば砕けた言葉で書いていますので、良かったらご一読ください。

⇒ワクチン全般

⇒インフルエンザワクチン

⇒ロタワクチン

⇒B型肝炎ワクチン

⇒ヒブワクチン

⇒肺炎球菌ワクチン

⇒四種混合ワクチン

⇒BCGワクチン

⇒日本脳炎ワクチン

⇒麻疹風疹ワクチン

⇒水痘ワクチン

⇒おたふくかぜワクチン

⇒子宮頸がんワクチン

⇒二種混合ワクチン

ワクチン料金表(28年2月改定):

水痘     7500円

おたふく   5000円

ロタリックス 12500円

ロタテック  9000円

B型肝炎(10歳未満) 4000円

B型肝炎(10歳以上) 4500円

(その他のワクチンの料金は直接お問い合わせください)    

子宮頸がんワクチンをお考えの方へ:

 ワクチンによる重篤な副作用を心配されている方がいますが、本当にワクチンに起因する可能性が考えられる例はごくごく少数です。それよりも将来に子宮頸がんを発症するリスクの方が圧倒的に大きいです。女児は中学生~高校1年生の間に接種することを強く勧めます。なお、当院では注射の痛みが心配な方には痛み止めのテープを使用しています。

 申し込みは直接外来受付か電話のみです、接種出来る時間帯を定めていますのでお問い合わせください。事前に詳しい資料や注意書きをお渡しします。接種ワクチンは「サーバリックス」ですが、途中まで他院でガーダシルを接種されている場合や希望される方は「ガーダシル」を接種で継続します。申し込み受付後にワクチンを注文し、納入後は返品が出来ませんのでキャンセルは出来ません(延期は可)。

日本脳炎ワクチンについて:

 現行では日本脳炎ワクチンの推奨接種開始時期は3歳からとなっていますが、6か月からでも定期接種(公費)が可能です。3歳未満の日本脳炎発症が近年国内でも複数報告されています。また、3歳になってからの接種は本人の抵抗(恐怖感)が強いこと、保護者が接種を忘れやすいこと、1歳未満であれば保護者の育休中に接種ができる(3歳では平日に接種のための受診するのが難しくなる)ことなどから、当院では6か月に達して後の出来るだけ早くの接種をお勧めしています。なお、日本小児科学会からも以下のような見解が発表されています。

⇒日本脳炎罹患リスクの高い者に対する生後6か月からの日本脳炎ワクチンの推奨について(日本小児科学会)

 

 予防接種の予約は60日前より可能です。インターネット(アイチケット)からでも直接クリニックにお電話いただいても予約出来ます。

⇒アイチケット栗東よしおか小児科予約サイト